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所在地

 〒855-0801
 長崎県島原市高島2-7217
 島原商工会議所会館内1階
 TEL:0957-62-3621
 FAX:0957-62-3646

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理事長所信




第62代理事長

柴田 英輔
2017年度 社団法人 島原青年会議所


スローガン


~自分を、ひとを、地域を思いやる~


理事長 柴田 英輔 


基本方針
 

1.地域貢献できる「ひとづくり」

2.自立自活できる「まちづくり」

3.次世代への「日本の心」の伝承

4.地域の魅力、発見・発掘・発信

5.強く優しくしなやかな組織運営

 

所  信

はじめに

 平成に入り、日本は雲仙普賢岳噴火災害を皮切りに、多くの自然災害に見舞われています。

そして、それらは明治以降120年ほど経って、この国が初めて経済成長のベクトルが折れ曲がり、長期的な不況に入るのと同じくして、日本に大きな試練を与えていると考えられるのではないでしょうか。

私たちはこの長期的な不況の時期に入った時代に生きています。

「明日はきっと今日よりよくなる」という経験を一度もしたことがない世代。

人口減少、少子高齢化という実情、あるいは将来の社会のあり方などに思いを巡らせ、むしろ「明日は今日よりもっとひどくなるかもしれない」という潜在的な不安をこそ共有しているといっても過言ではないと思います。

そういう社会感覚をもちながら、これまでの社会を牽引してきた、いわゆる「成長」という物語、大量生産・大量消費による「豊かな社会」の構築というものとは別の物語を紡ぎだしつつ、それに沿って来るべき社会のあり方を構想していかねばならない、そういう世代として私たちは生きているのです。                             JCは、明るい豊かな社会の実現のために、市民の意識変革を起こす団体として存在しているのであるならば、我々JAYCEEはこんな時代に生きる青年経済人としてやることがたくさんあるはずです。

この「新現代」ともいうべき時代に、私たちの世代に求められている運動の形は、いったいどんな姿なのだろうか。私たちの世代の存在価値はどこにあるのだろうか。私たちの世代の担いとはいったい何だろう。


原点回帰

 こんな厳しい時代にJCなんてやってられるか、自分のことで、自分の会社のことで精一杯だ、そんな声が聞こえてくる悲しい時代になってしまいました。ただ、思い起こしていただきたい。日本にJC運動の火が灯ったのは、まだまだ戦後焼け野原であった1949年。まさに戦争の敗北による「国難」の時代。そんな時に「新日本建国は我々青年の仕事である」と立ち上がった先達がいて、以来ずっと単年度制という「不連続の連続」によって連綿と現在まで護り続けられた未来を描く情熱と行動力。1952年4月28日に日本が国家としての主権を回復する以前の出来事。この創始から大切にされてきたのがJCの三信条?修練・奉仕・友情?なのです。


経世済民

 経済とは、「世を経め、民を救う」という「経世済民」に由来する言葉であり、まさに「世のため人のために」の精神を大事にしてきた日本人の心なのです。しかし、貨幣経済や株主資本経済の浸透により、経済の本来の意味は大きくねじ曲げられて、貨幣という「目に見えるモノ」を稼ぐことが最優先され、知識、信頼、関係、評判、共感、文化といった「目に見えないモノ」を大切にするという日本人本来の価値観を失ってしまったのではないでしょうか。「目に見えるモノ」はすべて無くなる運命にあります。「世のため人のために」貢献し、結果として得た自己の成長こそが最高の報酬ではないでしょうか。


一期一会

 自己の成長という視点から、人との繋がりや絆というものは切り離して考えることは難しいのではないでしょうか。人との繋がりの中で得た知恵を活かして、自立自活できる人が増えて、地域全体が活性化していくことが地方創生の姿と考えます。成長の機会を自らつかみ、努力を続けていくことが大事なのです。広い視野を持って、愚直に努力を続ける人は成長の機会を逃さず、その一瞬一瞬を大切にしていけます。仕事の時間、家族との時間、そして地域での活動の時間、その他すべての時間の一瞬一瞬が成長の機会なのです。


忠恕温和

 我々JAYCEEは地域の未来を明るくするために、地域の課題を見つけ、それを解決し、どう活動し、どうJC運動を展開していくのかを日々会議しているのです。

天下国家を論じるものとして襟元正すためにスーツを着ていますが、言っていることとやっていることが違っては意味がないのです。しっかりとした信念を持って、スーツとともに思想と哲学を身に纏いながら、島原半島の未来を語ってまいります。人や社会を変えるのはとても難しいことかもしれない。世界では悲しい現実として起こっていますが、世の中変えるために命を落とすことはしなくていいのです。ただ、簡単に諦めてはいけません。だから、まずは自分の身近なことを変えることから、今この瞬間から、自分の明日の朝から変えていこうではありませんか。それこそが「恕」の精神。自分を思いやり、他人を思いやり、そして地域を思いやる。熱い心を胸に秘めながらも穏やかに。


夢・希望

 地域を思いやるにあたり、この地域の未来を考えるにあたり、我々責任世代は子供たちに夢を与えられているのだろうか。経験則では明るい未来を描けない世代として生きてきたのであるならば、我が日本の国史から学び、自国を誇れる国家観、他を慮る道徳心を、まずは大人たちが身につけていきましょう。それらを伝えていくのは古今の偉人たちではなく、子供たちの身近にいる親や教師をはじめとする大人たちが、教え伝えていかなければならないのです。私たちは、子供たちが大人になりたいと思えるような父親・母親であるのだろうか。子供たちが大人になりたいと思えるような生き生きとした夫婦関係を築いているだろうか。子供たちが大人になりたいと思えるような仕事を日々見せているだろうか。子供たちが大人になりたいと思えるような背中を見せているだろうか。子供たちが大人になりたいと思えるような言葉をかけているだろうか。まずは自分たち大人から、しっかりと夢を語り、子供たちを導こうではありませんか。


日々共感

 どれだけ高尚な理念を掲げて地域の未来を語ろうとも、市民から共感を得られなければ意味をなしません。日頃から地域に対してJCの活動や運動をメディアを通して伝えていかなければならないでしょう。そのためにはメンバーの一人ひとりがしっかりと、地域の魅力を発見・発掘・発信をしていく姿勢こそが共感を得る第一歩ではないでしょうか。一人ひとりがしっかりと地域を知ることから始め、地域のいいところも悪いところもそのまま受け止めて、思いを市民にぶつけていきたい。独立自尊のJCという社会変革ツールを最大限に活用し、地域のカウンターパートと連携し、持続可能かつ推進力のある事業実施を進めてまいります。


組織運営

 どんな組織であれ、それは小さくても大きくても心を一つにすることは困難を極めます。そこでJCは、まず自分たちの意識を統一するために会議を重ねているのです。市民にコンセンサスを得るために必要不可欠なメンバーの意思統一はしっかりとした組織運営をもってしてはじめて成し得ることだと考えます。強く優しくしなやかに、次世代に誇れる地域の創造の足跡を残したい。


結びに

「島原半島を良くするために、島原半島の明るい未来のために、本気で取り組んでいる若者が集う団体があるから、あなたも入会してみてはいかがですか?」という誘いを受けて、そんな崇高な理念を掲げている団体があるなら、自分も加わりたい。私は、そんな思いに駆られて島原JCに入会したのです。

だから、生涯一JAYCEEを貫き通すべく、2017年度をお互いの成長の年とし、まずは己を律し、利他の精神をもって、明るい豊かな島原半島の実現のために、すべての世代が夢を持てる島原半島の創造のために、全力で「恕」の精神を全うしてまいります。


「JCやっている間に家を守ってくれているカミさんを裏切るわけにはいかない」

「JCやっている間に寂しい思いをして待っててくれている娘たちを裏切るわけにはいかない」

「JCやっている間に職場を守ってくれているスタッフを裏切るわけにはいかない」

そして何より島原青年会議所メンバー全員から大きな信頼と負託を受けたものとして